こんにちは大阪 東心斎橋 髪質改善特化美容室 RITA Hairs リタヘアーズです。
近年よく耳にする酸性ストレートについてのRITA Hairsヘアーズとしての見解をお話していきたいなと思います。
傷まない縮毛矯正
こんな触れ込みで酸性矯正を知ったという方はお客さまだけでなく美容師自体もたくさんいます。
なぜか?
美容師も一般のお客様もこんな感じに思われてます。
2022年9月現在でもまだそう思っている美容師さんも多いのが事実ではないでしょうか?
でも実際は酸性ストレートをして髪がめちゃくちゃ痛んでビビリ毛になってしまったお客様が多数救いの手を差し伸べてきます。
縮毛矯正はアルカリでも酸性でも痛みます。
酸性なのにどうして痛むの?
これを知るにはまずはアルカリ矯正について知った方が早いです。
・アルカリを使った縮毛矯正とは
元々は健康なバージン毛の癖毛をもとに考えられてます。 つまり健康で太く硬い髪をアルカリで柔らかくして薬剤の成分を効かせるわけです。
・酸性は?
今はほとんどの方がカラーをされています。しかも何回も。中には毎月。 ホームカラーももちろん、ブリーチをされている方も多いですね! そんな髪はキューティクルも減り、髪内部の栄養成分の流れ出ています。
このような方に黒髪健康毛の方と同じ薬剤を使うと過度に薬剤が働き大きなダメージへとつながります。(薬剤によるダメージ)
なので髪を柔らかくする力を少なくする(酸性よりにする)、そして酸性でも働く薬剤を使って癖を伸ばす。
という方法が生まれたわけです。
・だったら痛まないんじゃないの?
カラーをしている現代のお客さまに合わせた方法なら痛まないと思いますよね?
ここが一般のお客様とほとんどの美容師さんが思っている現状です。
酸性でもしっかり痛みます!
・酸性矯正が痛む理由。
その理由は2つ!
①酸性矯正の方法として薬剤パワーが少ないため物理パワーを上げます。
それはアイロンです。
どうやってパワーを上げるのか?
髪に水分を含んだ状態でアイロン施術します。
これを間違ったやり方、もしくは原理を知らないまま施術してしまうとめちゃくちゃ痛ませてしまうのです。
②薬剤パワーが弱くなかった
酸性にすれば薬剤が弱くなると思っている方が多いのですが、従来の薬剤は酸性では働きにくいです。
今酸性ストレートが流行ってきてからGMTやスピエラといった酸性でも働く還元剤というものをよく使います。
これらを使うとpHというものが下がります。
中にはもっと酸性よりにしたいがために沢山入れてしまう方もいます。
そうするとどうか?
pHというものは下がるが薬剤パワーは上がってるんです。
本末転倒という感じですね!
総括
本来美容業というのは国家試験免許なのでかなりしっかりした知識が必要です。
カラーもパーマももちろんそうです。ただ少し失敗するリスクが低いというくらいでしょうか?
またはやり直しが効く。
その点縮毛矯正での失敗は2度と治らない危険性が高いです。
美容業はメニューではなく技術
技術は人がおこなもの
是非ともしっかり勉強されてる美容師さんを探して悲しい思いはしないでくださいね。(切実)
ちなみに当店の酸性矯正です。
このお客様はクセもそこまで強くなく毎月カラーなのでもちろん薬剤は優しく、アイロンもプレスはしないように髪を潰さないよに柔らかく仕上げました!
アルカリは痛むけど髪は弱酸性だから酸性は痛まないんじゃないの?